スプーンとピンセットで療育【療育教材】

2018年02月1日

食事の時に道具を使わないKくん。

普段は、ペン等を特に問題なく使えてます。

しかし、食事の時には、どうしても手づかみで食事をすることが多いのが困ります。
お母さんからも改善できればとのご要望です。(^-^;

食事の時に注意しても、なかなか道具を使いながら食事をしてくれません。

そこで、スプーンを使うような習慣をつける、持ち方や対象となるものを視覚で捉えて目的の場所まで運ぶ訓練を行いました。

「ポンポン」と名前を付けた小さな対象物をスプーンやピンセットで移動する。

視覚と指先の感覚の向上と集中力の維持を目的に行います。それと色のついた「ポンポン」に色別に食べ物を連想させることを行いながら楽しんで行ってくれました。

黄色はバナナ。 紫色はブドウ。 ピンク色はイチゴ。 水色はソーダー。 白色はご飯。

課題領域 基礎視知覚・細部視知覚・情緒・視覚運動協応・手先の動き
 
教材のねらい 対応知覚水準・目と手の協応・作業の継続・対応弁別・参照と照合
       適切な道具の選別 道具の使用