療育の様子(土曜日)

2023年02月25日

今回は月2回の土曜日に行っている療育の様子をお伝えします。上の写真は制作を行なっているところです。子供たちは机に向かって自分で取り組み、できなかったり分からなかったら大人に手助けを求めて完成まで頑張ります。

 

 

 

 

ちゃでは、基本は第二・第四土曜日を開所日としています。

祝日に重なった場合は週をずらして月二回の開所日数は確保するようにしています。

 

朝は10:00から16:00の利用時間です。平日は学校が終わってからの利用ですので、それに比べると長時間をおもちゃ箱で過ごすことになります。

 

そのため、土曜日は一人ひとりに合わせてより細かな療育を設定したり、クッキングや制作などの時間が必要な集団療育を設定することができます。そのような土曜日の様子を写真を交えながらお伝えしようと思います。

 

療育

     

運筆の練習:手首や指先の力加減の感覚を何度も繰り返し練習しているところです。

 

年上の子が年下の子を見守ってくれています。

 

土日の宿題をまとめてこの時間に済ませる子もいれば、一日分だけ済ませる子もいます。宿題がない子は年齢に合わせた課題プリントやナンクロなどパズルをして過ごしています。

 

 

 

クッキング

前に立って説明する大人の話を聞く場面

 

この時にじっと座って大人に注目ができるのか。手順を理解して覚えることができるのか。

一人一人のできる事や苦手な事を見ていきます。

 

 

 

       

後ろから「次、僕の番まだかな?」と待ってます。

実際に料理をする時には手先をうまく使うことができるのかを見ます。包丁を初めて使う子がケガしないように使い方の練習をします。同じテーブルで道具を共有しているので、順番を待つことができるように練習します。

 

 

       

年上の子が年下の子を見守ってあげる。道具の使い方を教えてあげる。がまんする、ゆずる、協力する、感謝する。様々な事を体験できるようにしています。

 

 

 

     

例えば玉ねぎは最初どのようになっていて、皮をむくとどうなるのか。

玉ねぎは目にしみるよ~!

 

      

自分たちが作ったものは特別に美味しいよ。友達と大人とできばえの話をしたり、上手くできたことや難しかったこと、次は何を作りたいかを話したりしています。

 

 

 

 

外遊び

     

平日には行くことがない大きな公園があったり、いつもと違う遊具があったり。

  

しっかり身体を動かします。大人も入って鬼ごっこをしたり。いつも子供だけですると逃げ切れる高学年の子も鬼になって大人を追いかけます。

小さな子に対して手加減やかばってあげることも必要な子には教えていきます。

 

 

 

  

「もっと押して―!!」           「もっともっとゆらしてー!!」

 

土曜日はすごく笑顔が多く伸び伸びと過ごしています。子供一人一人の成長に必要なスキルが習得できるように、長く取れる時間を有効に活用しています。

土曜日の利用枠はまだ余裕があり、沢山の子供たちに利用してほしいなと思っています。

 

 

 

今回のブログは朝根が担当しました。次回もお楽しみに!?