「おもちゃ箱いこま療育プログラム」の紹介

2018年03月13日

おもちゃ箱いこまでは、様々な障害に対して適切な療育を提供することを目的としています。
障害名が同じでも、状態は異なり支援内容も異なります。
その障害の状態と同じように、数多くの療育プログラムがあり、その中から児童に応じた
プログラムを選び、継続的に支援できることを目標にしています。

下記に掲載している教材プログラムは、ほんの一部です。

様々なプログラムを組み合わせながら、得意な部分を伸ばし、苦手な部分を支援する
ことができます。
特に、早期より療育施設にてプログラムを受けることで気になる部分が改善する
事も多く見られます。
また、「本読みが苦手」「字がうまく書けない」「図形が理解しにくい」なども療育プログラムを上手に利用しながら改善することもあります。


おはじきポットン

 

 

 

 

 

 

 


療育の狙い

・目と指先の運動を図る
・指先と手首の運動。
(どう入れたいいのか角度を考える)

・達成感を味わう。

・大きさ、色の認識。

・落ちた時の音を楽しむ。

・集中力を養う。


療育の効果

・指先、手首の力がつく。

・達成することによって自信につながる。

・自分で考える力が身につく。



チェーンリング 


療育の狙い

・集中力を養う。

・力の加減を調節する。

・目と指先の運動。

・利き手ともう片方の手の役割分担。


療育の効果

・集中力が身につく。

・指先、手首の力が身につく。 



ボールのポットン落とし

 

 

 

 

 


療育の狙い

・大きさ、色の認識と・形状に合った大きさを推理し、予測する。

・落ちた時の音を楽しむ。

・ボールをつまむ位置を考える。

・指先と手首の運動(押し込む動作)

・目と指先の運動を図る。


療育の効果

・指先、手首の力がつく。

自分で考える力が身につく。



ボタン脱着


療育の狙い

・日常生活自立支援(衣類の着脱・かばん等の開閉時の作業など)

・目と指先の連動を図る。

・集中力の持続。


療育の効果

・ボタンの着脱ができるようになる。

・指先、手首の力がつく。



魚釣り


療育の狙い

・集中力を養う。

・狙いを定めたものを釣り上げる。

・数の認識。

・名称認識。

・磁石との関係に興味を持つ。


療育の効果

・数字がわかるようになる。

・達成感を味わい自信につながる。

・集団で行う時には、相手との競争する、邪魔をしない、達成感を共有することができる。



串挿し


療育の狙い

・細部視知覚
・全体視知覚
・情緒訓練
・視覚運動協応
・手先の動き


療育の効果

目と手の供応、始点と終点の理解、集中力、持続力などを高めるといった課題が考えられる。片手で持ってもう一方の手で入れていくため片側優位性の発達にもつながっていくと考えられる。



型はめ


療育の狙い

・細部知覚・位置感覚
・左右の照合
・立方体の特性理解
・配色による美的感


療育の効果

・立体模型を型にはめるときに、形を認知して角の方向を掴める。
・模型の大きさが変化することにより、細部知覚が訓練される。



指先の機能支援

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


療育の狙い

・指先でつまむ動作のコントロールを図る

・目と指先の運動を図る

・集中力を養う

・大きさや色別に分ける


療育の効果

・お箸や鉛筆を正しい持ち方につながる

・道具を変えて難易度を上げることによりチャレンジ精神の向上



磁石あそび

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


療育の狙い

・イメージするものを作り、想像力を養う

・指先運動

・色別に分ける

・積み上げる

・横に並べる


療育の効果

・色の判別・区別ができる。

・形を真似て作ることができる

・想像力を養う。



板挿し

 

 

 

 

 


療育の狙い

・細部視知覚
・知恵
・視覚運動協応
・手先の動き


療育の効果

・穴の位置関係をとらえ、正確に差し込む
・空間知覚、位置知覚
・完成度を確認し修正ができる。

穴と棒の位置を合わせて差し込み板を正確に積み上げていく課題。最初は、選択をせず、一つで穴に入れて積み上げる練習をする。慣れてきたら、二つ三つと選択肢を増やしていき、該当するものを弁別して入れる練習をする。違いの分かりやすいものから分かりにくいものへと展開していく。



紐とおし

 


療育の狙い

・視知覚・注視
・目と手の協応
・左右の協応動作
・仕上がりの確認


療育の効果

日常生活で頻繁に使用する動作を取得することで、自立した生活に近づく。


 

ご家庭で何が違和感がある?なんて感じることがあれば一度ご相談ください(^^)

おもちゃ箱の想い

2017年10月4日

初めまして!

私たちK-FielDは新事業として、地域で成長過程に不安や問題を抱えているお子様やご家族様の力になりたい、休息の場を与えたいという想いから、この「おもちゃ箱いこま」を設立いたしました。

 

我々のような障害児童が通える事業所が年々増加しております。それはきっと、お子様の成長に何かしら不安があるご家庭が増えているからでしょう。

そのような子ども達は幼少期から人とかかわり社会生活をスムーズに行えるようスキルを身に付けることがとても大切だと言われています。

世間には様々な療育プログラムがありますが、我々「おもちゃ箱いこま」は

お子様が社会性を身に付けていくことを第一

に考え、お子様とご家族のみなさんが社会生活で困ることが少なくなるよう個々に応じた適切な指導を実施して行きます。

 

その為には、

  専門の知識を有した児童発達管理責任者

  現場経験が豊富な保育士

がおもちゃ箱いこまには常駐しています。

 

また、遊びの中で、コミュニケーション能力や集団生活を送ることで生じるストレスをより適切に自己調整が図れるように、個々に応じた指導が大切なプログラムだと考えています。

我々は日ごろから安心できる居場所の提供することで、

ご家族のレスパイトケア(休息)を確保する役割を果たす

ことができると考えています。

近年は共働きのご家庭も増え、また家庭環境も様々で、子育ての悩みを気軽に相談できる場所や信頼できる施設をお望みの方々も少なくありません。

 

おもちゃ箱いこまは、そのように感じられる保護者の方々と思いを共有しながら、ご家庭の問題やストレスを軽減させることを目標にしています。

 

子供たちの成長は私たちの希望です!!

 

「おもちゃ箱いこま」は健やかにのびのびと成長できる!

そんな環境、雰囲気つくりを目指しています。